質問

将来もしも飼えなくなった時には、老犬老猫ホームにお世話になりたいと考えています。その場合、遺贈や互助会の仕組みではなく、月々お支払いするような形にしたいと考えていますが、そういった対応も可能ですか?

回答

もちろん可能です。むしろ、月々払いで直接老犬老猫ホームと契約していただけるのであれば、それを推奨しています。

ペット後見互助会の仕組みを利用される方は、「今は飼育していても問題ないけど、将来的に困った時の備えをしておきたい」という方を対象にしています。将来困ったタイミングで、老犬ホームを探し、契約することができるのであれば、それも良い方法の一つだと思います。

しかし、急に倒れてしまって、老犬ホームを探す余裕がなくなる、意思表明ができなくなるということも考えられます。意思表明ができなくなれば、お金を払うことができなくなります。極論ですが、交通事故などで急になくなってしまった場合には、ペットのための費用を第三者が動かすことはできなくなります。身寄りがない場合は、そのまま遺産はすべて国に入ることになります。一方のこされたペットは、行き場を失ってしまいます。

そうした事態を防ぐための、ペット後見互助会という仕組みですので、もし、個別に老犬ホームと契約し、飼えなくなった時にその老犬ホームにお世話になりたいということであれば、その部分の契約づくりのみお手伝いさせていただくこともできます。そのための資金についてどのように動かすかについても、生前贈与・遺贈・信託などの方法がありますので、個別にお話をお伺いして、適切な方法をご提案いたします。