ペット後見を利用し、ペットの将来の備えを行うためには、以下のステップでご利用いただけます。
※ 各相談施設により、ご利用の流れは多少異なります。ここではおおよその流れをお示しします。
- ②個別相談
- 飼い主様とペットの現在の状況をお伺いしたり、飼い主様の希望をお聞かせいただき、現在の困りごとやニーズを把握させていただきます。資金の遺し方や、終生飼育の方法(老犬老猫ホーム/家庭への譲渡等)の選択肢を飼い主様と共に考え、最善の方法を検討します。
- ③飼育施設の確認
- 実際にペットを預ける飼育先をどこにするか決めていきます。相談拠点が飼育施設も運営している場合は、相談拠点自身が預かってくれる場合もあります。
飼育施設の見学を行いたい場合は、その旨を伝えるようにしましょう。
- ④飼育費用の遺し方の選択
- 終生飼育費用の遺し方についての相談を進めます。
【主な選択肢】
・生命保険信託
・生命保険
・民事信託
・遺言
・預金の事前振込
必要に応じて、弁護士、行政書士、ファイナンシャルプランナー、生命保険外交員などの専門家と相談していただく形になります。
- ⑤終生飼育契約書・緊急保護計画の確認
- ③、④での相談内容について取りまとめた、終生飼育契約書を作成します。
また、緊急時の連絡網・緊急時の保護の方法などの確認を行います。誰がどこに連絡し、鍵の受け渡しはどうするのか、一時的にどこで飼育するのかなどを検討しておきます。
- ⑥契約
- 契約内容、緊急保護内容をご確認いただき、ご納得いただけるようでしたら、契約書を交わします。
- ⑦見守り・緊急保護
- 万が一、飼い主が怪我・病気・入院・死亡などにより、飼育困難に陥る可能性に備え、定期的な連絡により見守りを行います。
緊急保護が必要な場合は、事前の計画に沿って、保護を行います。
- ⑧終生飼育
- 終生飼育については、契約の内容に基づき、施設での終生飼育を行うか、譲渡が可能な場合に新しい飼い主を募集を行い家庭での生活を目指します。
ペット後見パンフレット
はじめてペット後見について知りたい方へ、「ペット後見って何をすること?」「まずは何から始めたらいいの?」という疑問に図やフローチャートを使ってわかりやすくお答えする「ペット後見安心ガイド」をご覧いただけます。